バターコーヒーのレシピ 基本から応用まで

バターコーヒー

このブログでいうバターコーヒーの作り方は、ブレットプルーフコーヒーの作り方です。

日本でいうバターコーヒーの元ネタはブレットプルーフコーヒーです。

ですから、そのまま参考にしてもらって問題ないかと思います。

では、まずは基本のレシピから確認していきましょう。

バターコーヒーの基本レシピ

良質の豆で淹れたコーヒー……マグカップ1杯分程度(約300ml)
グラスフェッドバター……大さじ2杯程度まで
MCTオイル……大さじ2杯程度まで

上記の材料をブレンダー・ミキサーに入れて、

上部に泡の層が出来るまで少なくとも20秒ブレンドする。
引用:書籍「頭がよくなる全技術」デイヴ・アスプリーP.313

※油の量は空腹感により調整してください

※初めて飲む場合はMCTオイルの量を小さじ1杯程度の少量から始めて、量を調整してください。慣れないうちは、お腹が痛くなったり下す場合があります。

MCTオイルが無ければココナッツオイル

MCTオイルがない場合、ココナッツオイルで代用できます。

ただし、ココナッツオイルには有効な中鎖脂肪酸(MCTオイル)である、C8カプリル酸、C10カプリン酸が、合わせて約14%しか無いため、多めに入れる必要があります。

断食や糖質制限中であれば、ココナッツオイルに約50%含まれるC12ラウリン酸もケトン体の濃度を高めてくれます。

これらを考慮すると、MCTオイルをココナッツオイルで代用する場合、大さじ1~4程度で調整するのがいいでしょう。

乳製品がダメならバターの代わりにギーを入れる

乳製品でお腹を下しやすい、遅延型アレルギーがあるなどの場合は、バターの変わりにギーを入れると良いでしょう。

ただし、ギーだとバターと比べて2点の違いがあります。

ギーは乳化しにくい

コーヒーなどの液体に混ざりにくいです。
バターよりしっかり撹拌する必要があります。

ギーは香りが強い

バターに比べて強い香りがあります。

バタースカッチ(バタースコッチ)の香りです。
飴のチェルシーのにおいと言えば分かるでしょうか。

バターコーヒーとギーコーヒーと好みが分かれると思います。

バターコーヒーレシピの追加オプション

■追加オプション
・シナモン(最高品質のみ使用)
・バニラパウダー
・チョコレートパウダー
・ステビア、エリスリトール、またはキシリトール(お好みで)
引用:書籍「最強の食事」デイヴ・アスプリー 付録P.2

シナモンバターコーヒーは美味しいですよ。オススメです。

チョコレートパウダーはココアパウダーですね。もちろん、砂糖などが入っていないカカオ100%のものです。

甘味料を使う場合は、血糖値に影響が少なく安全性が高いものを使用します。
上記がベストですが、それ以外であれば、ソルビトール、マルチトール、その他の糖アルコールがいいでしょう。

バターコーヒーにコラーゲンを加えるのも有り

もしあなたが「40代以上」か「大きく減量をしたい」なら、朝食にタンパク質を加えることが、長い目で見て役立つかもしれない。完全無欠コーヒーに魚由来のコラーゲンを加えてみよう。こうすると体の消化プロセスが起動して、実質的に断食を終えるので、通常の完全無欠断続的ファスティングより早く空腹を感じるようになるが、同時にレプチン濃度がリセットされるため最終的には体調が良くなり、なおかつ速く減量できるようになる。
引用:書籍「最強の食事」デイヴ・アスプリー P.184

ディープチャージコラーゲン

コーヒー以外で作るバターコーヒーアレンジレシピ

コーヒーが苦手だったり、コーヒーが飲めない人用に、コーヒー以外をベースに使ったバターコーヒーのアレンジレシピです。

ノーコーヒーバニララテ

■ノーコーヒー・バニララテ
このクリーミーなホットドリンクは、妊娠中などでコーヒーを飲めない人の申し分のない代用品だ。
もともと薬草として使われていたバニラは、ほかのたいていの食品より抗酸化物質を多く含んでいる。
——————–
・熱湯……2杯
・良質の無塩バター……大さじ2まで(空腹感により調整)
・バニラパウダー……小さじ1
・ココナッツオイルまたはMCTオイル……大さじ1~2(空腹感により調整)
・ステビアまたはキシリトール(お好みで)
引用:書籍「最強の食事」デイヴ・アスプリー 付録P.2

紹介しておいてなんですが、あんまり美味しく無かったです(苦笑)

ノーコーヒー・バニララテは甘味料が無いとキツイかもしれません。

バター紅茶

・紅茶……マグカップ1杯分程度(約300ml)
・グラスフェッドバター……大さじ2杯程度まで
・MCTオイル……大さじ2杯程度まで
・ステビア、エリスリトール、またはキシリトール(お好みで)

バター紅茶は意外といけます。
濃厚なミルクティーといった感じです。

ただし、ある程度良い茶葉でないと美味しくないです。
バターコーヒーと同じですね。

マズい場合は茶葉を変えてみましょう。

バターに合う良い茶葉を使えば、本当に美味しいバター紅茶になります。

なんとなく抵抗がある方がいらっしゃるかもしれませんが、古くからある組み合わせです。

バターコーヒーの発想のヒントとなったのがヤクのバター茶だったように、バターとお茶を合わせる文化は昔から他国にはあります。

フルーツティー、フレーバーティーがバターと合う

フルーツティー、フレーバーティーを使って作ったバター紅茶も美味しいですよ。

アップルティーで作れば、アップルパイのような香りに、
ピーチティーで作れば、ピーチパイのような香りになります。

パイやタルトで使われている果物の香りだと大体合います。

色々な組み合わせを楽しめます。

バター抹茶

・熱湯……マグカップ1杯分程度(約300ml)
・抹茶……小さじ大盛り1~2杯程度(お好みで)
・グラスフェッドバター……大さじ2杯程度まで
・MCTオイル……大さじ2杯程度まで
・ステビア、エリスリトール、またはキシリトール(お好みで)

良い抹茶を手に入れるのが意外と難しいという。
で、手に入ると普通に抹茶として飲みたくなるという。

バターココア

・熱湯……マグカップ1杯分程度(約300ml)
・ココアパウダー……大さじ山盛り1杯程度(お好みで)
・グラスフェッドバター……大さじ2杯程度まで
・MCTオイル……大さじ2杯程度まで
・ステビア、エリスリトール、またはキシリトール(お好みで)

ココアは紅茶以上にカフェインが含まれているので、寝る前に飲む場合は入れすぎにご注意を。

ヘッドストロングティー(バター無し、MCTハーブティー)

ハーブティーは神経系を安らげ、眠れるようにすることが得意だ。そして、MCTオイルとはちみつでエネルギーを与えることで、あなたがすやすや眠っているあいだに、ミトコンドリアが一晩中大わらわで働いてくれる。

材料
・カモミール茶、またはミント茶など他のハーブティー……1杯
・MCTオイル……大さじ1
・生はちみつ……大さじ1

お茶を冷まし、オイルとはちみつと混ぜてからいただく。
引用:書籍「頭がよくなる全技術」デイヴ・アスプリー

これも、ミキサー、ブレンダーにかけたほうが良いです。

バター無しのバターコーヒーは有りか無しか

結論から言うと、有りです。

ただし、撹拌はしっかりと行いましょう。

※バターが入手不可の場合、コーヒー1杯にココナッツミルク大さじ4とMCTオイル大さじ1~2で代用できる(1人前)。
引用:書籍「最強の食事」デイヴ・アスプリー 付録P.1

バターを入れるのも意味があるので、その効果は失われてしまいます。

ココナッツミルク無しでも、効果は落ちますが特に問題はありません。

バターなしのアレンジレシピも有り

MCTオイルのみを入れて撹拌した紅茶やフレーバーティーも有りです。

MCT紅茶やMCTティーとでも言いましょうか。

さっぱりした飲み口になります。

MCTオイルとココナッツオイル無しのバターコーヒーは有りか無しか

これは無しです。

ただの普通のバターコーヒーになります。

ケトン体生成などの断食効果が無ければ、飲む意味はほとんどなくなってしまいます。

普通のカフェラテよりは体に良いという程度の嗜好品ですね。

まとめ バターコーヒーのレシピ 基本から応用まで

マグカップ1杯分程度の良質の豆で淹れたコーヒーにグラスフェッドバター、MCTオイルをそれぞれ大さじ2杯程度入れて、ブレンダーでしっかり撹拌する。

MCTオイルはココナッツオイルで代用出来るが、中鎖脂肪酸の量が異なるので、入れる量を調整する。

ベースの飲みものを変えて構わないが、MCTオイルを入れてしっかり撹拌すること。

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