バターコーヒーを飲んで太る人がいる理由と対策を考えてみた 脂肪とってる?

バターコーヒーを飲んで太った?おかしいですね。

ブレットプルーフを正しく実践していれば、痩せ型はともかく不必要に太っていくということはないはずです。

バターコーヒーを飲んでいるにもかかわらず太ってしまうというのは、何かしら間違っている可能性が高いです。

ブレットプルーフは常識とかけ離れている考え方が結構ありますからね。
ちゃんと理解して実践していますか?

浅薄にも、ダイエット法の一つなどと捉えていては、オマケとして得られるダイエット効果すら得られないでしょう。

間違いやすいと思われる内容のうちの一つ、脂質について確認してみましょう。

ちゃんと良い脂肪、脂質、油とってる?

まさか脂肪とか油とか、太ると思ってませんか?

脂肪を食べても太りません。

正確には正しい種類の脂肪は太りません。

そもそも脂質は細胞の主要な原料です。
これがないと細胞は正常な働きができません。

特に人間は他の動物よりも脂質の割合が多いです。

バターコーヒーの元ネタ、ブレットプルーフダイエットでは1日のカロリーの半分から2/3程度を正しい種類の脂肪で取るように勧められています。

ブレットプルーフダイエットでは、炭水化物、糖質を制限し、脂質をエネルギー源とします。

それによって身体のエネルギー効率を上げ、脳の働きを活性化します。

エネルギーを効率よく補給していくという意味でも、細胞を健康に保つという意味でも、良質な脂肪を取っていくということはとても大切なことです 。

この脂質を積極的に摂るという概念がありますか?

脂質を避けるような従来のダイエットの考え方で食事を構成してしまうと、バターコーヒーの効果は、発揮されないと言えるでしょう。

バターコーヒーだけ飲んでればなんとかなるんでしょ?という表面をなぞるだけのやり方では、効果が出ない人がいても不思議ではありません。

良くない脂肪を摂っていることの弊害

良くない脂肪を摂っていると、どんな問題が起こるのでしょうか。

老化が加速します。

体に炎症が起こりやすくなります。

なぜこのような現象が起こるかと言うと、脂質は細胞膜の主要な原料だからです。

質の悪い原料で建物を建てるとろくなものが立ちませんよね?それと同じ状況になるわけです。

悪いのはそれだけではありません。そのボロい建物で街全体、国全体を効率よく回していく必要があるわけです。

かなり無理があることは、簡単に想像できるでしょう。

太る太らないという話で言うと、痩せるには代謝を上げる必要があるのにそれが出来ないという状況になっている、と言えます。

効率よく脂肪を燃やすためにバターコーヒーを飲んでいるのに、使えない脂肪ばかり取り込んでいては、体脂肪を上手く使うことも出来ず代謝も滞ります。

結果、太ってしまいます。

良い脂肪を摂っていることのメリット

良い脂肪を摂ると、何が良いのでしょうか。

代謝の負荷が下がる

脂質は細胞膜の重要な原料です。

細胞膜は細胞内に必要なもの不要なものを選別する役割を持っています。

つまり、細胞膜が健康であれば、代謝の負荷が下がるということです。

脂肪を燃焼させやすくなる

脂肪をエネルギーとして使いやすくなります。

痩せていくサイクルに入るとも言えます。

本来のバターコーヒーの目的はこれです。

脂質をエネルギーとして使う体内環境を整えていくための方法なのです。

炭水化物をエネルギーとして使う解糖系よりケトン体でエネルギーを得るほうが、エネルギー効率が高いです。

良い脂質とはどんなものか

ダイエットを目的とした脂質とパフォーマンスアップを目的とした脂質に大差はありません。

特に分けずに、ひとくくりにしてお伝えします。

酸化しにくい脂質ほど良い

酸化しにくい脂肪ほど良いです。

できるだけ安定している脂肪を摂りましょう。

酸化した脂質は老化現象の原因となります。また細胞膜の正常な機能を阻害します。

ざっくり言うと安定した脂質を取ることで太りにくい体ができます。

最も安定しているのは飽和脂肪酸です。

ココナッツオイル、バターなどが代表的です。

次が、一価不飽和脂肪酸です。

オリーブオイル、マカダミアナッツオイル、ヘーゼルナッツオイルなどに多く含まれています。

最後に、安定していない多価不飽和脂肪酸です。

ただ不飽和脂肪酸を避ければ良いかと言うとそういう簡単な話ではなく、飽和脂肪酸も人体は必要としています。

オメガ3、オメガ6、オメガ9、などという名称を聞いたことがありませんか?

これらが不飽和脂肪酸です。

これら不飽和脂肪酸の中では、オメガ6を控えるように意識すると良いでしょう。

酸化していない油を選ぼう

酸化していない新鮮な油を使うようにしましょう。

また加熱する料理にはできるだけ酸化しにくい油を使うようすると良いでしょう。

油って体に悪いんじゃないの ?

ひとくくりに全て、良い、悪い、というものはありません。

実際のところ、いいものも悪いものもあります。

ダイエットという観点で言うと、以前の常識では飽和脂肪酸はできるだけ避けろなどと言われています。

バターを始めとした動物性脂肪ですね。

他にも、心臓病のリスクが上がるなどと言われている印象もあるでしょう。

ですが実際のところ飽和脂肪酸の摂取と心臓病のリスクと関連がないということが判明してきています。

肥満に関しても同じく、原因ではありません。

既にこのような過去の常識が、今の非常識になっている業界も存在しています。

アンチエイジングの分野では既によく知られてきていると書籍「最強の食事」にも書かれています。

まとめ バターコーヒーを飲んで太る人がいる理由と対策の考察 ~脂質編~

積極的に良い油を取りましょう。

脂肪を取ったからといって太るというわけではありません。

油には体にいいもの悪いものがあります。

できるだけ安定していて体が必要としている脂質を取りましょう。

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