バターコーヒーダイエットで痩せない?
おかしいですね。
バターコーヒーを飲んでるだけで痩せる人がいます。
一方で、飲んだだけではなかなか痩せない人もいます。
その違い、知りたくないですか?
痩せない人は、バターコーヒーが合わないのではありません。
努力が足りないわけでもありません。
いや、むしろ痩せた人より努力しているでしょう。
中途半端で無駄な努力を。
そう、痩せられないのは、無駄な習慣や間違った知識のせいです。
健康の為といって、むしろ逆効果になることをやっているわけです。
そういう嘘っていっぱいあるんですよね。
実はそういう嘘の習慣って、不健康になる原因だったりもします。
本当はもっと楽に簡単に痩せられるんです。
バターコーヒーで痩せない人の健康習慣が、ダイエット効果を邪魔しています。
バターコーヒーを飲むだけで痩せる人は、無駄な習慣がありません。
バターコーヒーダイエットで痩せない人はどうすればいいのでしょうか。
さっそく見てみましょう。
低脂肪ダイエットは太る。良質な脂質を積極的に摂るべし。
脂質、つまり油を避けると太りやすくなります。
低脂肪ダイエットをやっていると、太りやすくなるということです。
ホルモンバランスが乱れ、代謝不全を起こすからです。
簡単に、どうなるかというと、
老けやすく、疲れやすく、体調を崩しやすく、太りやすくなるというわけです。
誤った研究のせいで悪評をこうむったが、正しい種類の脂肪はヘルシーで、生命維持に不可欠だ。その栄養素はすべて体内で使うために変換される。
正しい脂肪はクリーンに燃焼し、栄養たっぷりで、満足をもたらすエネルギー源で、体も脳も最大限に機能させてくれる。
~中略~
多くの人が脂肪をひどく恐れるようになってしまったが、じつは正しい種類の脂肪は食べても体重が増えることも、いかなる健康上のリスクを受けることもない。
ヘルシーな脂肪が体内のホルモン値を維持調整してくれれば、体重は増えるよりむしろ減るのである。
引用:書籍「最強の食事」デイヴ・アスプリー P.66~67
脂質を積極的に摂取しましょう。
そうすれば、脂肪をエネルギーとして使う体制も整い、燃焼されやすくなります。
油なら何でも良いわけではありません。
良くない油を摂ると体内でまともに使えません。
積極的に摂るべき脂質
良質な動物性脂肪(グラスフェッドの動物などの)
MCTオイル
ココナッツオイル
グラスフェッドバター
ギー
カカオバター
フィッシュオイル(魚油)
オリーブオイル
等です。
避けるべき脂質
最も避けるべき脂質は、人工トランス脂肪酸です。
要するに、マーガリンやショートニングは避けましょう。
トランスファットフリーのマーガリンやショートニングも有りますが、元の油の質の問題や、加工工程での酸化の問題もあり、摂るべき理由にはなりません。
次に避けるべきは酸化した油です。
ざっくり簡単に言うと、植物油で加熱調理されたものです。
ほとんどの料理が該当してしまうので、完全に避けるのは難しいです。
できる限り飽和脂肪酸を使い、自炊しましょう。
脂質は摂り方も重要
よりダイエット効果を高めたければ、油の摂り方にも気をつけましょう。
酸化しやすい油は、加熱せずに摂ることが大切です。
加熱調理に使わない方がいい油は、多価不飽和脂肪酸が多いものです。
酸化しやすい植物油での加熱調理は避けましょう。
加熱調理に使う油は、飽和脂肪酸が多いものが良いです。
動物性脂肪や、MCTオイル、ココナッツオイルなどです。
料理の際は、弱~中火までで、低音で調理しましょう。
蒸すように調理するのがオススメです。
カロリー計算はやめる
カロリー計算は意味がありません。
良い食材と、ジャンクフードと、
カロリーの数値は同じでも得られる結果は全く異なります。
体内ですぐに使われるMCTオイルも、体内で使えない酸化した油も、同じ1g9キロカロリーです。
高カロリーな良い食材の正しい食事でどんどん痩せて、
低カロリーに押さえたジャンクフードでブクブク太る、
なんてことが普通に起こります。
何をどのように食べるか、ということの方がよっっっっっぽど重要です。
腸内環境とその対策を見直す
腸内環境で太るか痩せるかが決まります。
バターコーヒーで痩せない場合は、腸内環境の為にやっていることを見直す必要があります。
まず確認すべきは食物繊維と整腸剤です。
太った人(と動物)はファーミキューテス門に属する細菌を過剰にもっている。これにはヨーグルトや、大抵の善玉菌食品に見られる乳酸菌も含まれる。
こうした細菌は体に必要ながら、もし活発すぎたり、多すぎたり、特定のタイプのものだったりすると、脂肪がつきやすくなる。
引用:書籍「最強の食事」デイヴ・アスプリー P.48
善玉菌も付き合い方次第では太る原因になってしまいます。
摂取するタイミングで太りやすさは大きく変わります。
基本的には夕食前後が良いでしょう。
他にも、バクテロイデス門という痩せた人に多い腸内細菌を増やすようにすることが大切です。
残念ながらサプリなどはありません。
しかし、簡単に栄養を与えて増やすことが出来ます。
ポリフェノールが鍵です。
ポリフェノールを積極的に摂る
ところで、バターコーヒーで、なぜコーヒーを使うのか、ご存知ですか?
そう、コーヒーのポリフェノールが理由です。
痩せた人にはファーミキューテス門の細菌が少なく、バクテロイデス門の細菌が多い。
バクテロイデス門の細菌のサプリを買うことはできないが、天然の栄養源を含んだ食物を摂ることで容易に生成できる。
それは、ポリフェノールだ。
引用:書籍「最強の食事」デイヴ・アスプリー P.48
痩せる腸内環境を作るにはポリフェノールを積極的に摂取しましょう。
バクテロイデス門の腸内細菌は、痩せ型細菌などとも呼ばれます。
太りにくく痩せやすい体を作るには、この細菌と上手く付き合う必要があります。
そのためにポリフェノールが有効だということです。
ポリフェノールが多く含まれているコーヒーを使う理由です。
コーヒーポリフェノールはクロロゲン酸が有名ですね。
そのクロロゲン酸の含有量を強化したコーヒーを使うのも体質改善に有効です。
バターコーヒーのアレンジレシピで、紅茶や抹茶、ココアなどを使うのもポリフェノールが理由の一つです。
野菜を食べよう
野菜の摂取量が多い人の方が健康的な引き締まった体型の人が多いですよね。
野菜のポリフェノールで腸内細菌に良い影響を与えているという、意外な理由があったというわけです。
ポリフェノールのみならず、その他の栄養素も豊富なので代謝の改善にも繋がります。
糖質と炭水化物を摂る量とタイミングが重要
糖質と炭水化物の摂取を控えると確かに体重は落ちます。
糖と過剰な炭水化物の摂取でインスリン値が上がるとき、体は脂肪を燃やすのではなく「脂肪を蓄えよ」とのシグナルを受け取る。
~中略~
糖質と炭水化物の摂りすぎは多発する肥満の主要因であり、糖質の排除は、あなたが健康、体重、パフォーマンス全般のためにできる最善のことだ。
引用:書籍「最強の食事」デイヴ・アスプリー P.100
ただし、完全に断つとデメリットが出てきます。
睡眠の質が下がり、疲れが取れにくくなります。
炭水化物は完全には絶たないようにしましょう。
炭水化物を摂取するベストなタイミングは夕食です。
普通にご飯を食べる程度でOKです。
ケーキとか食べていいという意味ではありません。
もし食べるなら午後の方が良いです。
糖質、炭水化物を最も控えるべきなのは朝です。
(ただし、バターコーヒーを実践している場合の話です。)
血糖値の変化に注意
炭水化物、糖質を摂る際は、血糖値の急激な変化を起こさないように意識しましょう。
例えば、シリアルとヨーグルトなどは、健康的なイメージを持っている方がいるかもしれません。
しかし、実際は不健康に太りたい人にうってつけの朝食です。
よく見てください。驚くほどたっぷりと砂糖が入っています。
太りやすい腸内細菌に、たっぷり栄養を与えてしまいます。
さらにその上、血糖値を乱高下させ、さらなる糖質への食欲を掻き立てます。
自ら泥沼に飛び込むようなものです。
減塩をやめる
減塩が体に良いなんてのは幻想です。
疲れやすいのは塩が足りないからかもしれません。
元気と健康を取り戻すために、良い塩を摂りましょう。
塩分が足りなければ、ホルモンバランスが乱れて代謝不全に繋がります。
これまで塩の悪影響が喧伝されてきたが、低塩ダイエットはむしろ体に害になることが科学的に証明されている。
引用:書籍「最強の食事」デイヴ・アスプリー P.76
詳しくは書籍やその他の情報を見てもらうとして、塩分の摂りすぎを気にするのはやめましょう。
塩分が高血圧に繋がるのは、既に高血圧の人だけです。
既に体のバランスが崩れているのでなければ、思っているより塩分が必要です。
ストレスがあるときほど塩分が必要です。
ただし、どんな塩でも良いわけではありません。
精製塩は最悪です。
海塩か、岩塩を選びましょう。
にがりが少ないほうがいいので岩塩がベターです。
塩分摂取のタイミングは、朝起きてすぐがベストです。
小さじ1/2程度を摂りましょう。
運動する。しすぎない。
ホルモンバランスの改善と基礎代謝のアップが目的です。
ホルモンを分泌させることが主目的で、基礎代謝はその結果として上がってくるというイメージで捉えてください。
基礎代謝が悪すぎると、さすがになかなか痩せません。
ウエイトトレーニングでホルモンバランスを改善し、筋力アップして基礎代謝を上げましょう。
筋力アップとか大変なんじゃないかって?
安心してください。
痩せるだけなら、大した運動量は不要です。
月に4回以下です。
以上じゃなく、以下です。
1回あたりの運動時間は20分未満です。
これも以上じゃなく、未満です。
運動する主な目的が、ホルモンを分泌させることなので、低頻度、短時間でもOKというわけです。やりすぎが良くないのもこれが理由です。
本当のところ、やらなくても痩せます。
が、早く痩せたければウエイトトレーニングをしたほうが良いです。
ホルモンバランスも改善されることで、基礎代謝も上がるので、痩せやすく太りにくくなります。
やればやるほど効果がある、なんてものでもないので、上記の回数や時間以上をやる必要はないです。やりすぎは、逆に効果が落ちます。
あと、腕とか脚が太くなるんじゃないかと心配する人がたまにいますが、あり得ないので心配無用です。
筋肉で太くするのって、とても大変です。
腕や脚を痩せて細くするほうが、筋肉で太くするより、よっっっっっぽど簡単で楽で努力不要です。
まとめ バターコーヒーダイエットで痩せない人と痩せる人の違い
- 脂質の質。良質な脂質を摂っているかどうか。
- 食材の質。良い食材を選んでいるかどうか。
- 腸内環境。腸内細菌に良い食材を良いタイミングで摂っているかどうか。
- 血糖値管理。糖質炭水化物を摂る量とタイミングは良いか。
- 塩分。足りているか、質は良いか。
- 運動。たまに体に負荷をかけているか。
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